おむつ騒動1
自閉症+緘黙児のトイトレ経験談

この物語は、めちゃ子んちのおむつをめぐる終わらない戦いの手記です。


(なお、めちゃ子は、この記事を書いている時点でもうすぐ小学2年生。未だに、おむつ卒業できず(´;ω;`)ウゥゥ)

プロローグ

私はトイトレを甘く見ていました。

今までトイトレ舐めてて、

さーせんでした!!m(__)m

としか言いようがありません。


思えば、私が切迫早産で入院中。


病院のスタッフさんと毎日何気ない話で盛り上がっていました。

そのスタッフさんの娘さんは、

「幼稚園の年中さんのときもまだ、おむつしてて〜」

と言う話を笑いながら話していたことを記憶しています。

内心(年中でおむつ!!ええ!!)と思っていました。

そうなんです!!

育児未経験の者にとって、子どもにとってトイレというものは、何ら問題なく、意識することもく、いつの間にかトイレで用を足せるようになっている的な感覚しか持っていません!

私がそうでした。

というか私だけかもしれませんが(;^_^A

私が、自閉症の子どものトイトレはなかなか困難な場合がある1と知った時には、すでにおむつ騒動が始まった後でした。

騒動前夜〜幼稚園入園前〜

めちゃ子が産まれて数年後。

幼稚園入園間近になり、

さぁ〜本格的にトイトレを!

と、私は意気込むのでした(やる気満々の私を、遠くを見てる感じで思い出す私)。

幼稚園入園前、めちゃ子にパンツを履かせ、決まった時間にトイレに行き、オシッコが出なくても、便座に座れたら、ご褒美にシールを与えるなどのトイトレを行った時期もありました。

しかし、この時点で、めちゃ子は、オシッコ漏らしても、気持ち悪いとか、濡れて嫌とか、全く感じないようでした。

う~ん、まだ、トイトレは早いのかなぁ!?

と思いつつ、しばらく続けてはみたものの「いちっミリ」も進展しないまま幼稚園生活へ突入することになるのです。

めちゃ子母
めちゃ子母

幼稚園入園時点〜年中くらいの時期は、めちゃ子は、まだ児童精神科で診察を受けていません。

私は、ネットで緘黙というものを知ったり、めちゃ子は、幼稚園では話さない(緘動有り)ことなどは、この時点で当然認識しており、一度、児童精神科で診察をしてもらった方が良いと思っていました。

しかし、病院の予約が半年先で、めちゃ子の現状などを病院側に伝えると、病院側の定期会議で取り上げられ、かなり診察時期を早めていただきました(それでも数ヶ月後(;^_^A))。

幼稚園生活〜騒動の火種〜

今、振り返ってもモヤモヤ嫌な気持ちになる幼稚園時代。

入園直後、幼稚園の担任の先生から、

「おむつはして来ないで下さい。パンツで来て下さい」

と言われ、マジですか(;’∀’)と思う私。

私は、泣く泣く、めちゃ子をパンツにさせて登園しますが、もうここで私は疲れ果てます。

元々、幼稚園には行きたくない病のめちゃ子ですから、想像に難くないので詳細は書きませんが、朝、車に乗せるのに汗だくになり、幼稚園の駐車場に着いて、門まで行くのにも汗だく。

そして、やっとのこと送り出すといった具合でしたが、パンツにしてから、めちゃ子は、尚更ひどい事になりました(;^_^A

めちゃ子は、トイレでオシッコができないため、当然おもらしをしてしまいます。

幼稚園の先生は、めちゃ子がオシッコを漏らすと必ず迎えに行った私に、

「今日も沢山漏らして」

と言ってきて、

「ゴザもこのとおり」

と指差した方には干されてるゴザが見えます。

「スミマセン」と一応言うけど、何かモヤモヤした気持ちになりました。

クラスの子たちは、漏らしためちゃ子に、

「臭い!!臭い!!」

と言い、泣いてるめちゃ子に、

「うるさ-い!!」

と言って耳を塞ぎます。

でも、先生はその子たちに何も言ません。

私は、明確に緘黙・緘動の症状があるめちゃ子に対する幼稚園の対応に疑問を抱き、全くもって納得できないことから、

「一度おむつに戻させてください!」

と言って、おむつ戻しますが、

それからしばらくすると、泣きじゃくるめちゃ子のズボンとおむつを無理やり脱がせてトイレに連れて行き、便器に跨がせ座らせる。

めちゃ子母
めちゃ子母

無理矢理は絶対してはいけないことですね!

基本はほめる!

その姿をクラスの子が覗きにきます。

その間に先生は他の子が騒いでると覗きに来た子にめちゃ子の事を任せる。

めちゃ子は、すごく頑張ったんだと思います。

そして、

「それは嫌」

と、とってもすごく頑張って先生に訴えました。

完全に、めちゃ子が、トイレにトラウマを持ったと思った出来事です。

また、わたしたちが転園の決断をしたきっかけにもなりました。

ちなみに、めちゃ子が年長になる4月から決断して転園しました。

決断が遅かったとかなり反省してます。

この転園については、また別の記事に書きたいと思います

めちゃ子をその幼稚園に入れたのは私たち両親で、辛い思いをさせてしまったのも、私たち両親の責任です。

けど、もっと幼稚園側にも配慮してほしかった。

めちゃ子母
めちゃ子母

いまどき発達障害にこんなに理解のない幼稚園ってあるの!?って思う方もいるかもしれません。あるんです!

そして、この出来事が戦争の火種となり、めちゃ子んちでのおむつをめぐる騒動が幕を開けることになったのです。

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