今回は、めちゃ子の父親である私がペアトレ実践の体験談を書いていきます。
↓ペアトレを全8回に分けて解説しています。
今までの反省点
ペアトレを勉強して思ったのは、今まで、めちゃ子に対して肯定的注目をあまり与えていなかったなあということです。
平日、職場から帰宅。
いやー、今日も疲れたなあ、めちゃ子の相手は疲れるし、面倒くさいなあなどと思うとどうしても触れ合いの時間は少なくなってしまいます。
そういう雰囲気をめちゃ子も感じ取ります。
めちゃ子が、遊びたいという雰囲気を出しても、私が面倒くさいなあと思ってしまうと、めちゃ子も相手をしてくれないことに不満を感じてしまいます。
そして、めちゃ子の不満を表現する行動に、今度は、私がイライラしてしまったりしていました(負のスパイラル)。
親子関係の悪循環、プラスの親子関係についてはこちら↓
この点は、率直に反省し、めちゃ子と積極的に触れ合っていこうと考えました。
めちゃ子と好きなことをする
平日については、帰宅後ウチの中ですることを基本に考えました。
めちゃ子は、学校の授業は嫌いではないようなので、まずは、勉強から攻めていくことにしました。
勉強もできて、めちゃ子とも触れ合いが増えれば、一石二鳥です。
(ちなみに、めちゃ子は宿題を一切やりません。それは、めちゃ子の特性が関係してるのだろうと推察してます。)
めちゃ子が、先生に字(漢字)を上手に書くことをほめられたという話を聞いて、私もめちゃ子の字を見て、
うまいじゃん!
と言ったことがありました。
それから、めちゃ子は、ちょこちょこと目にする漢字で習ったものは、
この漢字知ってる~
とか言っていたので、漢字を書いたりすることが好きになっているように思えました。
そこで、機を逃さず、漢字ドリルを購入し、めちゃ子に、
暇なときやっていいよ~
と言っておきました。
すると、めちゃ子が率先してドリルをやりだし、
直しとかして~
と言われたので、〇を付けたり、赤ペンで直しを入れたりといったことをしました。
やり方としては、めちゃ子が、私がいないときにドリルをやって、私が帰ってきたら、〇を付けることもありますし、私がいる隣で漢字ドリルをやって、一通りやったら〇を付けるといったこともあります。
この過程で、自然と注目(肯定的な)が生まれますし、上手に書けたこと、ドリルを頑張っていることなどなどほめる(子どもを肯定する)場面も多々出てきます。
そもそも、私の中では、ドリルを自らやること自体、間違いなく「好ましい行動」に入るのでほめ場の宝庫になります。
しかし、漢字ドリルだけでは、すぐに飽きてしまうこともあるだろうと考えたので、これに算数も加えてみようと考えました。
算数については、最近、学校から、テストなどの間違い(10の位の引き算)が出てきていますと指摘を受けていたので、ある時、計算問題をやらせたところ、すぐに嫌になってしまったこともありました。
めちゃ子は、算数嫌いになっているのではと思ったので、どのようにウチで算数を通じて注目を増やしていこうか、悩みました。
そこで、まず考えたのが、10の位の計算が、わかりやすいように、ラーニングリソーシズのベーステンを購入しました(算数ブロック)。
それと、タブレットでめちゃ子が好きそうなキャラクターが出てくる算数のアプリを用意しました。
あとは機会を見計らって、めちゃ子の機嫌が良さそうな時に、
これやってみない?
とタブレットを見せました。
なにそれ?
と興味を示してきたので、ここは一気に畳み込めと言わんばかりに、
算数のやつなんだけど
とアプリを起動させ、音楽が流れ、キャラが出てくると、めちゃ子は
いいよー
と言ったので、とりあえず、簡単な足し算からやっていきました。
やり方としては、隣り合って座るか、私の膝にめちゃ子が乗っかってやっていく方式です。
計算は飽きないように算数ブロックを使っての計算と学校で習ったさくらんぼ計算での計算を交互にやっていきました。
めちゃ子は、私が思ったより、間違いがなく計算できていたので、驚き、
できるやん!
と私が言うと
まあ、ウチではね。
と謙遜していました。
めちゃ子が、算数が嫌だと感じているのは、多分学校ではやたらと計算ばかりしなきゃならないことだと思っています。
宿題も計算カードとか、自分も同じ立場なら嫌になりそうです。
確かに、たくさんの問題をこなして、慣れるということは大切なことなのかもしれませんが、ウチでは、めちゃ子の好きなようにさせます。
あくまで勉強は二の次です。
主な目的は肯定的注目を与えること。
肯定的注目についてはこちら↓
ここで重要だったと思うのは、まず、好きな勉強(漢字)を一緒にやって、肯定的注目を与えたことです。
いきなり、嫌いになりかけていた算数から始めたら、多分拒否されていただろうと思います。
めちゃ子の勉強の詳細についてはこちら↓
テレビゲームもする
私自身、ゲームが好きなので、以前から、たまに子どもと一緒にプレイしていました。
今は、勉強ばかりしていても飽きてしまうので、息抜きにゲームをするという感じです。
最近、子どもとワンピースのアニメを見ているので、ワンピースのゲームを最近はしています。
ここで重要なのは、
二人プレイ(対戦型ではなく協力型)ができるゲームを選んでやっている
ということです。
協力型の二人プレイでは、協力してやらなければならないので、自然と話すようになります。
クリアしたら、ハイタッチをするなど、ゲーム中も肯定的注目を取り入れるように心がけています。
私が所有しているPS4で二人プレイができるゲームのおすすめは、
・It takes Two
夫婦のメイとコーディの仲直りストーリー。協力型の2人プレイアクションです。小1の子どもでもクリアでき、めちゃ子と何回もやりました。音声が日本語にも対応し、ちょーおすすめです!中古で2,3千円台ですね。Switch版もあります❗
公式サイト https://www.ea.com/ja-jp/games/it-takes-two
・リビッツ・ビッグ・アドベンチャー
小さな子どもでも遊べます。これも協力型の2人プレイのアクションゲームです。これも、めちゃ子とたくさんやりました。it takes twoの次におすすめ!中古で2000円くらいです。こちらは、Switch版はありません。
公式サイト https://www.playstation.com/ja-jp/games/sackboy-a-big-adventure/
・ワンピース海賊無双4
無双系。ウチでは、家族でワンピースを見ています!これも2人で協力プレイができるのでおすすめです。めちゃ子はウタの歌が大好き❗こちらもSwitch版あります❗
公式サイト https://oppw4-20.bn-ent.net/
です。
いずれもめちゃ子がはまったゲームになります。
追記 最近、Switchも購入して2人で遊んでます。
実践の途中経過
現在、これを3週間~1か月続けています。ちなみに、勉強やゲームを毎日やるわけではありません。
しかし、続けていく内に、自然と私とめちゃ子の会話も増えましたし、勉強やゲームをせずとも、何気ない触れ合いが増えました。
その何気ない会話や触れ合いの中でも、肯定的注目を与えることができます。
そして、始める前と比べて、めちゃ子の癇癪が見違えるように減りました。
妻も非常に楽になったと言っています。
これは父親である私のめちゃ子に対する肯定的注目を増やした結果だと感じています。
今後もいろいろと試しながら継続していきたいと思います。
記事作成 めちゃ子の父
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